投稿日:2018.8.13 / 最終更新日:2018.9.11

忘れ物をしないための対策

                    

忘れ物が多いのは「記憶力が弱いからだ!」と思い、「記憶力を高めよう!」とするのは良い心掛けです。記憶力が高まれば、忘れ物は減るでしょう。ただ、ちょっと遠回りです。忘れ物が多い人が忘れ物を減らすには、考え方をちょっと変える必要があるのです。

「人は覚えたと思っていても、すぐ忘れる」ということをベースに考えるということ。「覚えている」というアヤフヤな記憶を頼りにするのではなく、「忘れる」のが当たり前と思っていると対策も違ってきますよね。

では、どういう対策をしたら良いのでしょうか?

対策方法を見ていきましょう!

ToDoリスト

todoリスト

やるべきことを全部書き出した「ToDoリスト」を作ること。ToDoリストは朝起きてから、書き出すと良いです。前日の夜、寝る前に書いてもOKです。

書く内容としては、些細な内容まで書き出すこと。例えば「百均でノートを買う」といった些細な用件まですべて書き出す。そして、書く媒体は一つに絞ること。手帳、PC、スマホなど使う道具は好みでOK。おススメは、手書きの手帳です。PCやスマホなどは、コピペができるので操作面では便利ですが、手書きの方が、頭に残りやすいのです。

ToDoリストが出来たら、実行する優先順位を付けましょう。

仕事、プライベートなど、大まかに分け、重要度や緊急性を考慮して決めていきましょう。「買い物」などは、買う順番を考え、具体的なルートを想定しながら段取りを考えると時間を労力が減らせますね。

タスク(課題)を片付ける時に重要なことがあります。それは一つずつやること。

「ついうっかりの原因は、同時平行作業」にあります。あなたが誰かと話をしている最中に、急に電話が掛かってきたとします。電話に応対後、また会話に戻る時、「どこまで話をしました?」と言ったこと、あなたもあると思います。

何かの作業中に、別なことで作業を中断され、注意を削がれると記憶があいまいになります。ついうっかりの原因は、同時並行作業による記憶欠如にあるのです。作業が一つ終わってから次に移るよう心掛けてください。

チェックリスト

チェックリスト

ルーティンワークのように、決まった手順や項目があることに対しては、チェックリストを作りましょう!チェックリストをつくることにより、作業の抜け漏れを防ぐことができます。

例えば、外出の際のチェックリストとして、

  • 窓の鍵掛けた?
  • 電気を消した?
  • ガスの元栓を閉めた?
  • 蛇口から水は出ていないか?
  • 携帯を持っているか?
  • エアコンは消した?
  • カバン持った?
  • カギ持った?
  • ハンカチ持った?

などを、チェックリストとして玄関に貼っておくなどすると忘れないですね。

整理整頓

整理整頓

モノはあるべき場所に!

忘れ物が多い原因に、物がどこに置いてあるか判らないということが挙げられる。置く場所が決まっていないから、探さないと見つからない。置く場所がきまっていないから、つい忘れる。

家の鍵などをしまう位置などは良い例かもしれません。家の鍵は、自宅ではどこに置いているでしょうか?

玄関?居間?机の上?

決まっていれば、出掛ける時に探す手間が省けます。決まっていないと出掛けようとした時に探さないといけません。そうすると遅刻する可能性もありますね。

また、家の鍵を持ち歩く時、どこに閉まっているでしょうか?

ズボンのポケット?カバンの中?

ズボンのポケットにしても右側・左側・前後など、決まった場所に入れていないと、いざドアを開けようと思ってもあっちこっち探す羽目になりますよね。

玄関前でカバンやポケットを探してあたふたしているのも収納場所を決めていない証拠です。

オフィスでは、何人もの人が道具を使っています。ひとりひとりが勝手に道具を置きだしたら、次に使う人が探さないといけなくなり時間の無駄です。なので、道具や工具など決まった場所に返すように収納スペースが決まっています。

メモ

メモを取る

仕事などで、指示を受けてやる作業も多いですね。覚えているから大丈夫と思って、メモを取っていないこともあるでしょう。でも、途中で別の人から何か別の用事を頼まれると、ついつい忘れてしまっているということも多いですよね。

ここでも「人は忘れる生き物である」ということを前提に考える方が良いでしょう。忘れるから「メモ」を取る。良いアイデアも、メモを取っていないと忘れるということもよくあります。

街中で気になったことがあっても、メモを取っていないと多分次の日には何だったか忘れていると思います。メモを取っていれば、後から振り返られますが、メモを取っていなくて忘れてしまうと、もう後の祭り。メモを取る習慣をつけましょう!

メモを取る媒体は、手帳でもいいですし、PCやスマホでもよいです。良いアプリもいっぱいありますからね。簡単に写真で残しておくというのも一つの手ですね。

アラーム

アラーム

携帯などのアラーム機能や、グーグルカレンダーなどを使うとアラームをセットすることが出来ます。アラームをセットしておけば、作業に没頭して忘れるということもなくなりますね。