「あれ!?なんかモヤモヤする??」
「何か忘れてる気がする??」
「何か買おうと思っていたのに・・・何だっけ??」
スーパーマーケットなどに買いモノに行った際、買いモノに行く前は買おうと思っていたのに、つい忘れてしまって思い出せないという経験、あなたもあるのではないでしょうか?
思い出せそうだけど思い出せなくて、すっごいモヤモヤしますよね!
そんな時、あなたはどうしていますでしょうか?
私は、スーパーマーケットの中をアレコレ見て歩き回るようにしています。
売り物を見て回っている内に、
「アッ!そうだった!もうすぐなくなりそうだからコーヒー豆を買おうと思ってたんだ!」
と「フッ」と思い出すこともあります。
モノを見ることによって、そのモノをヒントに記憶が呼び覚まされるからです。
それと、もう一つ。歩き回ることにも意味があります。
京都に「哲学の道」というのがあります。
東山のふもと、左京区・若王子神社から法然院下を銀閣寺に至る小道のことです。春は桜で花のトンネルができる美しい所で、日本の道百選にも選ばれています。哲学者西田幾多郎が散策、思索にふけった所で、この名がついたそうです。
小説家や哲学者、科学者など、考えることが多い職業の人は、よく散歩をする方が多い。
それは散歩中に考えがまとまったり、良いアイデアが浮かぶことがあるからです。
散歩中に何故、考えがまとまったり、良いアイデアが浮かぶことがあるのでしょうか?
それは、遺伝子レベルで脳がそういう風にプログラミングされているからです。
具体的にどういうことかというと、
原始時代の記憶によるものです。人は昔、か弱い存在でした。猛獣に襲われることも多かった。襲われた際に、じっとしていたら食べられてしまいます。なので走って逃げなければなりません。走って逃げながら、「どう逃走しようか?」「どう隠れようか?」「それとも反撃しようか?」と考えを巡らせる必要があったのです。
人には、その時代の経験が脳に残っているので、「動きながら考える」というふうにプログラミングされています。だからこそ、「歩く」ということは忘れたことを思い出す上での重要な要素になるのです。あなたもテレビドラマで、「探偵の人が歩きながら考えをまとめる。」なんて場面を見たことがあるのではないでしょうか?
座ってじっとしていてもなかなか思い出せないのです。
「歩く」ことに意味があるのです。
あなたも「何か忘れてる気がする??」と思ったら、
歩き回ってみませんか?そして、辺りを見て回りませんか?
「フッ」と思い出すかもしれませんよ。